2020年12月27日 更新

良い褒め方・叱り方

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はじめに

前回に引き続き、褒め方・叱り方についてお話していきます。
前回の記事をまだ読んでいない方は、是非読んでいただければと思います。

今回は僕が今まで勤めてきた保育園、学童保育、体操教室での経験をもとにお話ししていきます。
Father and child camping at...

Father and child camping at beach, Tokyo Bay

良い褒め方・叱り方

子どもたちが何か出来るようになった時ややってはいけないことをしてしまったとき、褒めたり、叱ったりしますよね。
そんな時に、子どもたちがあまり嬉しそうにしていないと感じたり、全然話を聞いてくれないと感じたことはありませんか?

それは今の褒め方、叱り方が子どもたちに届いていないからです!!
それは声掛けによって大きくに変化します。

「すごいね!!」と褒められても「こら!!ダメじゃないか!!」と叱られても、子どもたちはあまりピンと来ません。

【 なぜ褒められた 】【 なぜ叱られた 】の

“なぜ”が大切なのです!

毎回、なぜなのかを説明することはとても大変で、手間もかかってしまいますが、これを付け足すだけで子どもたちの理解が高まり、態度が大幅に変わります。

とはいっても、どうやれば良いのかわかりづらいと思いますので、僕がいつも心掛けていることをお話しします。

褒め方
・一緒に大げさに喜ぶ
・どこが良かったのか具体的に褒める
・行動やチャレンジした過程を褒める
・感謝の気持ちを伝える

叱り方
・一喝し、なぜ叱られたのか理由を説明する
・子どもの気持ちを肯定してから叱る
・改善したら褒める
・叱るラインを決め、それを越えたら必ず叱る

良かったら、参考にしてみてください!

やってはいけない褒め方・叱り方

次はやってはいけない褒め方・叱り方について紹介します。

褒めるとき、叱るときに気を付けてほしいのは、感情をぶつけてしまうことです。
特に叱る時には注意してください。感情的に怒ってしまうのは良くありません。

感情に任せて怒鳴ることを“怒る” 
相手のことを思い、間違いを正すために指導することを“叱る”
と言います。

頭に血が上った時には、深呼吸やその場を一度離れ、落ち着いて叱ってあげてください。
感情的にならずに、“心と頭は冷静に”を心がけるといいですよ!

もし、きつく怒ってしまったと反省するときがあれば、「さっきはごめんね。強く言い過ぎたね。」と話すと子どもたちも必ず分かってくれます。
大人も間違ったと思ったら、ごめんなさいと素直にすることで、子どもたちも素直に言えるようになります。

褒め方・叱り方についてこれは良くないと感じるものを紹介します。

褒め方
・なんでも手放しに褒める
・「1番だからすごい!」など結果だけにこだわる

叱り方
・子どもの人格を否定する
・叱り方に一貫性がない
・感情的に怒鳴る
・人と比べる
・くどくど言う
・手をあげる
mother and her daughter are...

mother and her daughter are holding together in front of the beach

最後に

子どもたちは、成功と失敗を繰り返しながら成長しています。
何もない道を作っていくのが大人の役目です。
出来なかったことが出来たら、思いっきり褒めてあげてください!!
間違いや危険なことをしたら、止めて叱ってあげてください!!

良いことも悪いことも、子どもは一番身近な『親』を見て学びます。
そのためには、親の行動が子どもの『鏡』となっていると心に留めておいてください。
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