2018年2月17日 更新

小学校受験はここで決まる?!子どもを見るポイントとは

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なぜ、運動テストを実施する学校が増えているのか

まことしやかに流れる噂話に耳を傾ける前に、

「なぜ考査の際、運動テストを導入している学校が増えているのか。」を考えてみましょう。

体力のある子がいいのか?
とにかく元気な子がいいのか?

教育方針も校風も小学校それぞれで全く異なるにも関わらず、運動テストを導入しているのには理由があります。

考査の内容=小学校でのあらゆるシーンを想定している?!

小学校での学習内容は、勉強だけにとどまりません。

・お友達とのつきあい方
・お話の聞き方
・難題へ向き合う姿勢
など、コミュニケーション能力を養ったり、心身の強さを身につけたりする場にもなっています。

考査では、小学校入学後に子どもたちがどういった姿勢で学んでくれるかを想像しながら、チェックしていることでしょう。
ある小学校で
「ボールを壁に当て、跳ね返ったところをキャッチする」というテストがありました。

挑戦は2回まで。

1投目は、ボールを強く投げすぎてしまい、うまくキャッチすることができませんでした。

2投目は1投目の反省を活かし少し弱めに投げ、不格好ながらもキャッチすることができました。

ここで大切なのは、
「キャッチできたこと(=課題をクリアしたこと)」
ではありません。

「1投目の方法を反省し、2投目に活かしたこと」

なのです。

課題をクリアすることだけが正解ではない!

試験官を務める先生方は、
「この子は、自分のやり方を客観的に見て、課題をクリアするために創意工夫ができる子だ」と判断できます。


上記のボールの壁当てに挑戦した子は、
仮に2投目にキャッチがうまく出来なくとも「〇」がもらえたことでしょう。

なぜなら、
学校生活の中で「できないこと」に出会ったとき、諦めるのではなく「考え、立ち向かう」ことが大切だからです。

運動は
「できる」、「できない」が非常にはっきりしています。

「できない」ことを「できる」ようになるためにはどうすれば良いのか。

困難なことに挑戦する姿を見ることができるので、小学校受験では運動テストを導入している学校が増えているのではないでしょうか?
体育指導のスタートラインでは、体操指導のプロが一つひとつ丁寧に指導しています。

「できない」ときにどう工夫すれば「できる」ようになるのか。

スタッフが丁寧に、子どもに分かる言葉で指導し、体の使い方を学習してもらいます。
ぜひ一度、レッスンに参加してみてください。
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この記事のキュレーター

uchida uchida