2018年6月20日 更新

指示行動ってなぜ必要?

指示が聞けない子供はなぜいけないのか? 指示行動ができる子になるためには?

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そもそも、指示行動ってなに?

指示行動 … 先生に言われ事のとおりに動くこと

小学校受験における指示行動は、先生(=テスター)が出す指示を正確に把握し動くことで、受験体操も指示行動に分類されます。

そんな指示行動ですが、受験においてカギを握っているといっても過言ではありません。
学校の先生たちは何をポイントとして子どもたちを見ているのでしょうか。
子供たちと幼稚園の先生

子供たちと幼稚園の先生

なぜ、小学校受験に指示行動能力がとわれるのか

当たり前のことですが、小学校受験において先生たちは、子どもたちが出された指示を実行する様子をみています。
「指示行動」すなわち、「先生から言われたことをその通り行う」ということですが、先生が言ったことをきちんと理解しなければ行動することもできません。

学校という場では協調性が大切です。
先生の指示を聞けず、授業や行事などで進行を乱す子なのか否かを見極めているのでしょう。

また、一度で指示を聞き取り、それらを身体で表現するためには頭でも理解することが大切です。指示を聞き逃さないための集中力、自ら覚えようとする意欲が必要とされます。
小学校に入学後、机に向かう姿勢や知的好奇心、どんなことにも真面目に取り組める子なのかどうかを見ているともいえます。
教室から外

教室から外

では、指示通り動ければ良いの?

一度でたくさんの指示を聞き取る、覚えるということは、大人でも難しい場合が多いです。
そのため、指示行動をより正しく行いたいと思うがあまり、ついつい周りの子の真似をしてしまいがちです。

これこそが、指示行動をする際の注意点です。

周りの子の真似をする=自分で考えられていない

常に周りを見て行動することに慣れてしまうと普段から自ら考えて行動することをしなくなり、自分の考えを持たない子になってしまいます。
長時間、試験を行うわけですから学校の先生たちには見抜かれてしまいます。

「観察する」ということは大切ですが、周りに惑わされないようきちんと練習を重ねて自信をつけておきましょう。

では、指示行動ができるようになるためには?

お教室に通い、何度も反復練習を行うことで以前よりできるようになるお子さまもたくさんいます。
ただ、お教室に通うだけでは難しく、一日の一番長いであろうご家庭での過ごし方も重要となります。
・ご家庭内での約束事をきちんと守る
・話を聞くときは目を見て話す
これらは、親御さんが日ごろから行うことでお子さまも自然と身についてくるでしょう。
簡単なことですが、毎日の積み重ねでお子様はみるみる変わっていきます。
忙しいからと、何か作業をしながらお子さまに話しかけるのではなく、数分だけでも手をとめ話しかけるようにしましょう。
ご家庭でお手伝いを頼むとき、ゲームをするとき、お友達と遊ぶとき、など難しいことやサーキットなどを毎度行う必要はありません。
まずはご家庭の中でできることからお子様と挑戦してみてはいかがでしょうか
アジアの母と赤ちゃんのライフ スタイル イメージの肖像画

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