2018年12月15日 更新

長距離走の得意な子・苦手な子の違いってなんだろう?

これからますます寒くなり、長距離走の季節になってきます。 今回は長距離走の走り方、コツを少しだけご紹介します。

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だんだん肌寒くなってきて、冬の訪れを感じますね。
ここ最近は、長距離走の練習に来る生徒も増えてきました。

皆さんは、長距離走の練習ときいてどんなものを想像しますか?
たくさんの走り込みや長い距離をひたすら走ることを想像する方も多いはず。

たしかにたくさん走ることも重要でしょう。
しかし、それよりもまず重要なことがあるのです。それはいったいどんなことでしょうか。

まず重要なことは、「姿勢をKEEPする」こと。

短距離走、長距離走共に「姿勢をかえない」ことは走る上で重要になってきます。

後傾をしたり、頭の位置が下がったり、顔や体を横に振ったりすることで、自身にかかる負担も大きくなります。
できるだけ無駄な動きを無くし、一定の動きを保つことが長距離走を行う上で重要な要素となるのです。
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ペースを変えない。

次に重要なことは、「ペースをできるだけ変えない。」ことです。

「そんなの簡単でしょう。」、そう思った方も多いのではないでしょうか。
ですが、これこそ一番難しく、また、練習を重ねることでしか身につくことのないスキルなのです。
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例えば、初めの走りをかなりスピードを上げて走っても、スピードがいきなりがくんと落ちると他者に抜かれてしまいます。
これは短距離走でも、同じことが言え、どんな距離でも全力で走ればスピードを保ち続けることはできません。

絶対にスピードは落ちてくるのです。
その落ち幅がゆるやかに落ちるのか、急激に落ちるのかでタイムは変わってきます。

長距離の場合は、その落ち幅が短距離よりも幅広く変動するものです。
ほとんど変わらず走れる人もいれば、何分もペースが落ちる人もいます。

どんな練習方法があるのか。

体力と持久力は違います。

長距離の場合、身体に負荷をかけ続ける運動です。
筋肉の持久力である筋持久力や、呼吸を荒くなりすぎないように、また、荒くなっても呼吸を保てるための肺活量の向上が必要です。

それらを強くするためには、ただ長く走るだけではなく、工夫次第では効率よく向上させることも可能なのです。
例えば、5分間走という練習を生徒と共に行っています。
10秒間ダッシュして50秒間ジョギングを繰り返す練習です。

時間的には短いものですが、効果は高く、徐々に時間を増やしていくことで、筋持久力や肺活量も鍛えることができます。

この練習以外にも、他にも様々な練習を行っています。
距離が短くても、長くても、同じような効果を生み出すトレーニングはあるのです。

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長く走ることはきついことですが、楽しんで行う方法もたくさんあります。

詳しくは、レッスンにぜひ来て体験してみてください。

ありがとうございました。
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