2018年12月15日 更新

自分に合った速く走るための仕組みを知ろう!

「速く走る」ってどうするの?単純だからこそ難しく、聞かれるとなかなかうまく言えない、 そんな質問。「速く走る」とは、一体?

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子供によく聞かれることの1つで、まさに単純明快、「どうやったら速く走れるのか。」ということをよく聞かれます。

皆さんは、この質問に対してどうこたえますか?

速度をだすためには?

体育指導のスタートライン (433)

via 体育指導のスタートライン
「速く動く、速く進む」、そのためにはスピード(速度)をだすことが重要です。
一般的に、走る際の速度の方程式は、ピッチ(足の回転数)×ストライド(歩幅)と言われています。

例として自転車で例えると、二台の自転車がペダルを同じ速さで漕ぐとします。
そのままでは、2台の自転車の速度に違いはないですが、タイヤの大きさによって速度は変わってきます。
タイヤが大きい自転車のほうがより前へ前へ進んでいきますよね。

このペダルの漕ぐ速さがピッチ、タイヤの大きさがストライドという事になります。
しかし、タイヤの大きさ、ペダルの回転数が同じでも、「性能」の違いでスピードが変わってきます。

人間の身体も同じく、筋力の違い、また、走りのタイプの違い、様々な要因によって「走りの速度」は変わってくるのです。

「性能」を高めるには?

 (437)

個人の性能を高め、速度を出すためには、その個人個人に合ったフォームや走り方の確立が非常に重要となります。
よく言われているのが、ピッチ型とストライド型という2種類のタイプです。

足の回転数を優位に走るピッチ型と、歩幅をしっかりと出し、一歩ずつ大きく前へ進むストライド型。
この2種類の中でも、細かく分類することもできるくらい、走り方は様々です。

速度と落ち幅の関係性が重要?

 (440)

また、「足が速い」というには単にスピードがでることではありません。
どんな距離でも全力で走れば、ある一定のスピードまであがると上記のグラフのように速度は落ちていきます。これを速度曲線といいます。

その際、この曲線の下がりが激しい人は、後半のスピードの落ち幅が激しいものとなります。
しかし、この落ち幅をできるだけ抑えることができると、周りが勝手に落ちてきて、抜いてしまうことがよくあり、これをみて、「後半が速いね。」と言われる事があります。

このことから、「走るのが速い」というのは、単にスピードが速いというだけではなく、自分に合った動きができ、落ち幅もしっかり防ぐことできるという考えもできるのです。
「速く走る」って奥が深いですね。
レッスンでは、スピードの落ち幅を防ぐ練習や、自分に合ったフォームを見つける練習などをメインで行っています。

より詳しくは、是非レッスンに御越しください!


それでは、今日はここまで。
有難うございました。
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