ルールと危険個所
プールは、呼吸筋や心拍機能の成長を促進するだけでなく、
水に親しみながらお友だちとのコミュニケーションを図ることが出来ます。
水が苦手な子には挑戦する気持ちを育んだりなど、様々なことを学び、体験できる場所です。
しかしプールは事故が起きやすい側面もあり、常に危険とは隣り合わせです。
水難事故が起こらないようにするためお子様と危険個所覚え、
ルールを作りましょう。
3つのルール
・走らない
・飛び込まない
・押さない
簡単なルールこそ実は重要で大切です。
遊んでいるうちに、楽しくなって忘れてしまうこともあるので注意して見守りましょう!
主な危険個所
① 排水溝・・・プールには必ず水を排出する排水溝がついていますが、
この排水溝に小さな子どもは全身又は体の一部が吸い込まれてしまう事故がありました。
1960年代~2000年代にかけてこの事故が多発したため、
その後は管理の強化と改善が進み、
現在では排水溝の吸い込み事故は少なくはなりました。
しかし、2006年に「吸い込まれ防止柵」が外れていたことで
子供の死亡事故が起きており、
決して安全とは言い切れない状況にあることは変わりありません。
② プールサイド・・・人の出入りが激しいこともあり、
床を何度拭いても濡れていることが多く、
普通に歩いているつもりでも転んでしまうことがあります。
受け身が取れなくて頭を打つようなこともあるでしょう。
大人でさえも滑って転倒することがあるので、
子どもの転倒事故は更に増えます。
子どもの場合、体つきとして頭が大きく、成人に比べて重心の位置が高いため、
転倒して頭を怪我することも多いと言われているので注意が必要です。
楽しいはずのプール遊び。
ちょっとした油断から死亡事故にまで繋がってしまうのです。
水遊びの際は、大人が注意して子どもを見守るのはもちろん、
子どもたちにも怖がらない程度に危険性や約束を伝えていきましょう!
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